カモミールティー

 

しろつめくさの千切れる音を覚えている

ボタン掛け違えた様な今日は少し 雨

港に並んだ 遠い道のりを数えては

並んで歩くライン あゆみは君がすこし 前

 

 

 

テレビの音消して ステレオタイプの生と

悪いニュースから耳を消すカモミールティー

くるりと背中向けて走り出すよいつも

夕日のにじむ景色が怖くて、、、

 

 

 

 

綴られたページの中には 懐かしい 太陽の強さ

思うたびあたたかな愛を 光を信じられる街

 

 

 

しろつめくさに契る未来はいつの日か

不揃いに並んでた 冷蔵庫のトマトより

インクの匂いが移る指先に懐かしい

午後の町並みの風 ざわめきを唄う 木々

 

 

 

明かりの消えた部屋 ティーカップひとつ

人混みに紛れ飲み込まれそうになる度に

、、、、誰よりも

輝く明日を怖いと思ってた

 

 

 

金色のゆらめきの中で誰かが耳元で告げた
光を信じられるという言葉を溶かして

あなたが導く景色を逞しい大地のチカラを

「ありがとう」私たちは 同じ足どりで今を感じてる





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